HF-PLC Watching Site

2005-08-27

本多エレクトロンが社名変更

10月1日から社名を「ネットインデックス」に変更するそうです。詳細はこちら。インデックスは本多エレクトロンの親会社だそうです。PLC開発で印象が悪くなった本多エレクトロンという社名を消すことにより,PHSなどの販売に悪影響が出ないようにするためなのでしょうか??
14:14:17 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

日経コミュニケーション山根記者は「本田エレクトロン」とも書いています(9月1日0:13現在)。
http://itpro.nikkeibp.co.jp...
しかし、相変わらず支離滅裂ですねこの記者は。「HPAでは,松下とインテロンがベースとなる通信方式を巡って競ってきた」って、そりゃ松下は競ってきたつもりかもしれないけどまだモデムは試作品。完全な周回遅れじゃないの。

「利用者が電力線通信を使いたくなるようなコンテンツ」って何書いてるか判ってるのかしら。

「実際,欧州では,風力や太陽光などによる新型の発電方法と既存の発電方法の両方の制御に電力線通信を使う大型プロジェクトなどが進んでいるという」

OPERAが2005年7月取りまとめを目指してたけどいまだ発表されていない奴ですな(Deliverable No. D44)。
http://www.ist-opera.org/pr...
もっとも横浜の電気の史料館の展示では、電力網の制御のための電力線搬送通信は大正時代からあった、といいますがね。
(投稿日時:2005-09-01 00:25:05)

ohishiさんによるコメント:

日経コミュニケーションズの「記者の目」。一部削除されていますね。本田エレクトロンというのが消えているし,実名を書かれた某学識経験者のコメント「電力線は電気を通す以外に使ってはいけないもの」が消えています。

このコメントは印刷版の日経コミュニケーションズ9月1日号にも出ています。もちろん実名は出ていません。
(投稿日時:2005-09-05 16:30:15)
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2005-08-26

日経コミュニケーションズ特集最終回

記事はここですが,まとまりがないです。尻すぼみ。電気設備からの干渉は昔からある話なのだが,「新しいタイプの論争」とはね。
11:05:00 - ohishi - コメント5件

2005-08-25

日経コミュニケーション特集第4弾

電波天文に取材した記事が出ています。日本の中にも背景雑音が少なく,勧告ITU-R P.372のquiet ruralとほぼ等しい地域があり,そういう場所で電波天文観測が実行されていることを世間の人はあまり知らない。知らないはずだ。そんなことはわざわざ宣伝しないのだから。
日本の環境も捨てたモノではないぞ。
13:55:02 - ohishi - コメント0件(追加)

2005-08-24

短波帯PLC実験に対して、相次ぐ許可

今晩は。表題の通り、許可されています。
詳細は総務省関東総合通信局の公式発表及び
総務省東海総合通信局の公式発表をどうぞ。
18:42:22 - ISHIZAKI -

jr9mfkさんによるコメント:

各地の総合通信局が許可を連発しているということは、日経コミュニケーションただ一誌が煽るような「最終局面」などではなく、まだまだ漏洩電界強度低減技術の検証が必要なことを申請者と総合通信局が認めているということです。
(投稿日時:2005-08-24 21:41:30)

ohishiさんによるコメント:

日経は基本的に規制緩和大賛成ですから「煽る」のは当然。でも,同じ日経系列のメディアでも,日経BYTEはずいぶん冷めた記事を出していますね。IT Proのサイトに両者が出ているのがおもしろいです。
(投稿日時:2005-08-24 23:56:19)
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政治的圧力の記事です。

日経コミュニケーションズ特集第3弾です。まぁ,特に中身もなく,論評する必要はないですね。あまり勉強していない方ということがよく分かる記事です。
09:33:05 - ohishi - コメント0件(追加)

2005-08-23

日経コミュニケーション特集第2弾

記事はこちらです。あまり目新しい情報はありません。OFDMなどは枯れた技術であり,新しさは全くありません。Wavelet-OFDMはその変形。「ある周波数を既存の無線局が利用していれば,対応する搬送波をプログラムで簡単に停止できるなどの特徴がある。」とあるが,どうやってその周波数を無線側で利用していることを検出するのだろうか?
14:21:13 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

総務大臣から電波法第101条の規定により準用する第82条の命令が出たらその周波数を止めます。

具体的には、親モデムは電源が入ったら松下のサーバーに使用禁止周波数リストを取りにいってから子モデムとの通信を始めます。1分おきにサーバーにアクセスして更新状況を確認し、サーバーにつながらなかったらつながるまで子モデムとの通信は停止。

PLC側で簡単に停止できる仕組みを作ってくれたんだから、総務大臣も簡単に命令を出してくれないと意味がありません。ホットラインを設置し、そこに電話一本掛ければ1分以内に即停止。日本全国止めるから干渉源の特定も必要なし。

一見面倒なように見えますが、本当に実用上の影響がないのなら実際にはこの仕組みも発動されず、何の問題も起きないはずですよね。
(投稿日時:2005-08-23 21:25:30)

ohishiさんによるコメント:

jr9mfkさんのおっしゃることはもっとも。でも,ホットライン通報があまりにも多すぎたら担当官が悲鳴を上げてしまいますね。またホットラインも繋がりにくくなってしまう。そういう費用は誰が持つのだろう?自動化しないとやっていけないのではないだろうか?初期投資には費用がかかるが,運用費用(人件費)は最少で押さえられますよ。
(投稿日時:2005-08-24 09:28:10)

jr9mfkさんによるコメント:

自動化しても、PLCの普及対象である情報弱者は対応できませんよ。ラジオNIKKEIを聴いてても正確な周波数と帯域幅はなかなかわからんでしょう。

あくまでも実用上の影響がない前提で解禁するのですから、担当官が悲鳴を上げるほど通報が多かったら即刻全周波数帯運用停止して、漏洩電波低減技術を開発し直しです。
(投稿日時:2005-08-24 21:36:17)
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2005-08-22

45Mbpsのモデムの実効速度

数100kbpsだそうです。詳しくは日経バイトの記事を参照してください。
17:21:40 - ohishi - コメント0件(追加)

政治的圧力もあり????

日経コミュニケーション8月22日の記事をご覧あれ。24日に出る記事には,前衆議院議員を動員してまでも「強行する」内容が出るようですよ。つまりPLCとは,そうでもしないと「実用化できない」ということなのだろう。
10:53:35 - ohishi - コメント0件(追加)

2005-08-10

新たな短波帯PLC実験に許可

今晩は。
詳細は総務省近畿総合通信局の公式発表をどうぞ。
02:23:22 - ISHIZAKI - コメント0件(追加)

2005-08-01

豪ACMA、BPLに関するパブコメ結果発表

豪通信主管庁ACMAは今日、旧ACAが6月24日まで実施していたパブリックコメントの結果をBPLページで発表しました。なお、AMCAはACAと放送主管庁ABAとを7月1日付けで統合した組織です。

275の提出元からの意見が、同文のものは例示の形でまとめてあるとはいえ全文掲載されており、とても目を通している時間はまだありません。ただし、アマチュア無線家、ラジコン飛行機愛好家から警察、国防省に至るまでさまざまな分野から意見が出されていることがわかります。豪にあって日本にはないもの、あるいはその逆もあるため単純には言えませんが、「(海上保安庁以外の)残る無線通信システムとしてはアマチュア無線,短波放送,電波天文,航空無線」(日経コミュニケーション山根小雪記者署名記事)だけ検討して結論が出せるものではあり得ません。平成14年研究会のヒアリング先(pdf)を見ても想像がつくところですけど。
22:48:52 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

ACMAのサイトには,以下の考えが書かれています。

The challenge for ACMA is to establish regulatory arrangements that do not unnecessarily inhibit BPL deployments but, at the same time, provide measures to protect radiocommunications services from unacceptable interference.

無線業務が受忍できない干渉から保護しつつ,BPL(PLC)の運用に不必要な制限を加えない方策を探す。正しい考え方だ。しかし,方策が見つかるかどうか,まさにchallengeですね。
(投稿日時:2005-08-06 17:26:00)
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10月にもパブコメか?

日経コミュニケーションの記事です。9月中にも方向を定め,10月にパブコメ募集というのが総務省の希望らしい。
22:37:12 - ohishi - コメント0件(追加)