HF-PLC Watching Site

2006-02-28

日経コミュニケーションのセミナー

論評抜きで紹介のみ.
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/ncc/semi/0603/

posted at 21:26:54 on 2006-02-28 by jh5esm -

コメント

pochi さんによるコメント

>質疑応答
>本セミナーでは、各講演のご質問を事前
>に集めさせていただき、最後に各講師よ
>りご回答いただきます。奮って、ご質問
>をおよせください。
>※すべてのご質問にお答えできない場合
>もございますので、あらかじめご了承く
>ださい。

翻訳:都合の悪い質問には一切答えません
2006-03-01 08:21:28

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

電気学会誌3月号
PLCの最新動向

 日経C講演会で講演する、「関西電力経営改革・IT本部 情報通信技術グループ 橘 俊郎氏」が、文章を書いています。写真まで一緒です。

 以下注意点抜粋と感想です。

 ウソか本当か知りませんが「コモンモードチョークコイルの開発、雑音キャンセル技術、受信感度を上げるトランスなどの開発が進んだことにより、漏洩電波を大幅に低減することができ、他無線通信システムへの影響を抑えることが可能になった」と、あります。(私はこの件に関してはウソと思います。今のままでは、十分影響すると思います。観点の違いでしょうかねえ)

 実数値がないのはいつものことで、きれいなお言葉で「影響がなくなった」ということです...

 研究会に関しては、「実証実験結果やシミュレーション結果などを通じて、さまざまな議論を重ねた。」と、あります。確かにモデムの仕様書すら出さなかった研究会ですからウソではないですね。モデムの仕様書すら出さずに研究会が進んだことは書かないのかなあ....

 なお、研究会に関して、「短波帯を利用する既存無線システムとの共存可能性、共存条件の検討のため」...と、あり、これはその通りと思います。しかし、その共存条件が電界強度ではなく、コモンモード電流で決まったこと自体大変おかしな話と私は思いますが、おかしいとは書いてありません。なお、LCL16dBがやや厳しいとは書いてあります。

 関西電力の非常に賢いところで、モデムメーカの一層の努力と総務省による早期の規制緩和を望んでいます(そして、自分たちは、何か工夫と言うか努力するというかは何も書いていない)。つまり、関西電力は、今後仮に問題が起きても、責任をモデムメーカと総務省にかぶせる姿勢の文章でまとめてあります。これには笑いました。

 また、ユーザに自衛隊、海上保安庁、在日米軍等があることが伏せてあり、船舶航空機、アマチュア、電波天文、短波放送のみがユーザとして書いてあります。恣意的なものを感じました。
2006-03-04 12:16:29

村上 さんによるコメント

推進派の表明はすべて恣意的ですといわれればそうです。壁の向こうからの短波放送ニュースと同じで雑音と混沌の中から真実のみをより分け、知的武装によって足りないピースを足してジグソーパズルを組み上げなければなりません。われわれのやるべきことは元の絵を提示することでジグソーパズルを組むことではないのかもしれません。
ところで今日も勧誘のメールが来ましたが、よほど入りが悪いのかもしれません。機関誌と抱き合わせでは右翼のセミナーみたいですね。右翼の機関誌購読を企業が打ち切ったあおりで企業購読を当てにしている雑誌はどこも経営は不振だとか。
2006-03-06 21:08:49

ohishi さんによるコメント

リニューアルしたITpro networkのページにリンクがありますが,その文言は「いよいよ実用化!高速電力線通信の幕開け ベールにつつまれていた機器情報が明らかに!キーパーソン集結!」
確かにベール(なんてきれいなものではないが)に包まれていたと言えよう。なんでも秘密を貫いたとも言えるが。研究会でも隠蔽を貫き通したのには,よっぽど困る背景があるのだろう。
2006-03-07 00:19:57
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