HF-PLC Watching Site
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2007-04-26
通信できるコンセントを探すくらいならPLCは使いません
PLCの売りは,
簡単に,どの部屋のどのコンセントからでもネットワークに接続できることであったはずです。
しかし,パナソニックは,
通信できるコンセントを探そう,とするサポートページを公開しています。
PLCで通信するためにPC等を通信できる場所に移動させる,あるいは,PLCで通信できるコンセントから延々と長いイーサネットケーブルを引っ張って来なければならないのでは,何のためにPLCを導入するのか意味がありません。こういった問題を抱えた製品であることを製造業者や販売業者はきちんと広告するべきであると思いますし,販売の際には顧客にそういう問題がある製品であることを了承してもらった上で販売するべきです。問題が起きてから「実は・・・」と言われても買った者が納得するとは思えません。
ネットワークはインフラであるので使えて当たり前なのです。同じようなインフラである水道や電気を使うときに,この蛇口だと水が出ない,このコンセントは電気が取れない,と言ったことを気にしなければならないとしたら,水も電気も使いにくくて仕方がありません。
通信できるコンセントを探さなければならないのなら,壁や床に合った色のフラットあるいは細いイーサネットケーブルを上手に配線するほうが良いでしょう。
「有線LANがイチバン」と断言するブログもあります。
posted at 01:24:03 on 2007-04-26
by
ohishi -
コメント
自分が差し込みたいと望んでいるコンセントで繋がらなければ意味がありません、PLCのこの問題は宿命と言えます。確実性や安定性を求めるなら専用の通信線であるイーサネットケーブルや光ケーブルなどに適うはずがありません、これは誰しもが認めている事です。
ADSLも問題があります、自宅までの距離が長くて減衰が多く、実測で1.5Mbps程度しか出ませんでした。なので、数年間待ちに待ったFTTHサービスがエリア内で始まると即時にFTTHへ乗り換えました、すると速度が実測で上下ともに数十Mbpsまで上がったのはもちろん、遅延と時々原因不明の切断が多発する事と雷が鳴っている時に数分間切断する事までがなくなりとっても快適です、将来ギガビットへの移行も余裕でしょう。電磁環境の改善にも大きく貢献します。
ADSL、CATVより、ヤッパリFTTHが一番です!
お次はどういうサポートでしょうか。
・速度を出すために、田園地帯にお引越し下さい。
・安定した速度をだすために、ご家庭内全ての電子機器の電源をお切り下さい。
なんてね。本末転倒です。HFPLC自身が酷いノイズ発生源だということを考慮すれば、自業自得ってことでしょうか。
たまたま送られてきた、組込みシステム開発技術展(ビッグサイト、5/16-18)のセミナーの中に、PLC(電力線通信)の最新技術動向と題したものがありました。
セッションリーダが横河ディジタルコンピュータ、講演が関西電力とソフトバンクBBの2社となっています。
参加費が3万近いので、とても個人では参加できませんが、こういうものがあるという情報まで。
また、まだ見ていないのですが最近の日経NetworkでもPLCの特集を組んでいるようです。
PLC トイレのコンセント だけ 速い
コメント4件(追加)
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ADSLも問題があります、自宅までの距離が長くて減衰が多く、実測で1.5Mbps程度しか出ませんでした。なので、数年間待ちに待ったFTTHサービスがエリア内で始まると即時にFTTHへ乗り換えました、すると速度が実測で上下ともに数十Mbpsまで上がったのはもちろん、遅延と時々原因不明の切断が多発する事と雷が鳴っている時に数分間切断する事までがなくなりとっても快適です、将来ギガビットへの移行も余裕でしょう。電磁環境の改善にも大きく貢献します。
ADSL、CATVより、ヤッパリFTTHが一番です!