ハロッズは
9月27日に近畿総合通信局から型式指定を取得し,PLCアダプタ
HP7050/Sを11月22日から販売しています。
早速,そのPLCアダプタを入手し,スペクトラムアナライザ SpeCAT2とそれに付属の広帯域アンテナを用いて漏洩電波のスペクトルを測定してみました。
漏洩電波強度は電力 (dBm) で示されていますが,アンテナは建物の外壁から1m程度のところ(ベランダ)に設置したので,その絶対値には大きな意味はありません。HP7050/Sが用いている周波数帯域やノッチの位置などが分かれば十分,という程度のものです。
図にはいくつかのデータが示されていますが,緑がデータ転送時のもの,赤がデータ非転送時(アイドル時)のもの,紫と黄が背景雑音です。データ転送時とアイドル時のデータはMAXHOLDのもの,背景雑音はデータを記録した時点の瞬間値です。
以前,
当サイトにアップしたCNC-1000のスペクトルとよく似ていることが分かります。
なお,この製品に対する型式指定を行ったという官報公示は,11月28日現在,出ていません。