HF-PLC Watching Site

2010-04-29

 「PLC」の認知度、利用者ともに減少

インターネットコムと goo リサーチが行った「パソコンに関する調査」によると、PLC の認知度は5割弱で、昨年より若干低下していることがわかった。詳しくは,こちらを参照してください。

posted at 10:57:55 on 2010-04-29 by ohishi -

コメント

semba さんによるコメント

すみません。アカウント持っていないのでコメント欄に書きます。

昨日の行政刷新会議規制・制度改革分科会(第2回)で、グリーンイノベーションWGから屋外PLC解禁に向け今年度中に検討し結論を得るよう求める対処方針が決まったようです。

http://www.cao.go.jp/sasshi...

http://www.cao.go.jp/sasshi...

上記PDFファイルの29ページから31ページにかけて関連の記述があります。
2010-05-01 09:20:36

semba さんによるコメント

総務省側の主張は次の通り。
「高速電力線搬送通信の屋外利用については、漏えい電波を十分に低減できるめどが立っておらず、他の無線利用システムに影響を与える可能性があることから、これを認めていない。
ただ、通信速度には制約があるものの、10kHz から450kHz までの周波数を使用する電力線搬送通信の屋外利用は認められており、当該方式を使用するスマートメーターは実現可能。
なお、平成18 年の高速電力線搬送通信の制度化以降、屋外利用について事業者等からの具体的な提案もなく、どのような設備が想定されているのか不明なため、本要望に関し、具体的な共存条件の検討に着手できる状況にないと考えている。」

屋内PLCの現行の技術基準の当否を別とすれば、まったく適切な見解です。

これに対するWGの対処方針は次の通り。
「漏洩電波の影響は、PLC通信の使用する周波数帯とアマチュア無線の使用する周波数帯が重複しない限り生じない。現に、国内で販売されている屋内利用型のPLC製品では、業界内の自主ルールにより、アマチュア無線の周波数帯域を避けて製品化されているため、アマチュア無線家からの被害は発生していない。したがって、屋外での利用に関しても、屋内と同様の取扱いを行えば、漏洩電波の影響は生じない。」

ノッチ入れているのだから文句言うな、そのまま屋外でも使わせろということのようです。
2010-05-01 09:36:19

ohishi さんによるコメント

sembaさん:
情報をありがとうございます。WGは,非常に重要なことを言っています。「国内で販売されている屋内利用型のPLC製品では、業界内の自主ルールにより、アマチュア無線の周波数帯域を避けて製品化されているため、アマチュア無線家からの被害は発生していない。」,つまり,自主ルールがない場合は現行PLCの技術基準では無線に妨害を与える,と認めている。この考えに基づいて,仮に,屋外高速PLCを認めるとすれば,ノッチを自主ルールに任せる訳にもいかないので法制化しなければなりません。これは,ノッチなしでも日本のPLCは無線と共存していると主張し続けている総務省としては,受け入れ難いことでしょう。
2010-05-01 10:29:14

BCL さんによるコメント

アマチュア無線バンドにはノッチが入っていますが、放送バンドにはノッチがはいっていません。正確に言うとパナソニックはラジオ日経の周波数だけには自主的にノッチを入れてます。おいおい海外放送にはノッチ入れなくてええんかい?屋内PLCを使われると近所で短波放送が聞こえなくなります。PLCの業界団体は放送なんてどうなってもよいと考えているらしい。放送を管轄している総務省も、放送よりPLC優先らしい。こういう製品を売っている企業もそれを許している総務省もモラルが問われます。
2010-05-04 07:46:15
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