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HF-PLC Watching Site
2004-10-28
九電+NECの実証実験
日本電気への許可は,おそらく九州電力と共同のものだと思われます。
27日の電気新聞に出ていました。
ただ,この記事の書きぶりは,「漏洩電界低減を実証する」という名目の下で「200Mbpsのモデムによる通信性能の実証実験をする」というように読めてしまいます。まぁ,それが本音だとは思っていますが。
高速電力線搬送通信設備を許可
おはようございます。
さて、日本電気に対して表題の通り免許が交付
されました。
詳細は
総務省九州総合通信局の公式発表をどうぞ。
2004-10-27
ISPLC2005の開催案内
バンクーバーは美しい街ですし、食べ物も安くておいしいです。
9th International Symposium on Power-Line Communications and Its Applications
(ISPLC 2005)
Vancouver, April 6-8, 2005
Supported by the IEEE Communications Society
and IEEE Power Engineering Society
IMPORTANT DATES:
Extended abstract due: November 15, 2004.
Notification of acceptance: December 15, 2004.
Camera-ready paper due: February 10, 2005
航空無線通信におけるHFデータリンクの導入
審議会答申が出たようです。
2?22MHzです。
以下引用
HFデータリンクには「1)電波伝搬特性が最も良い周波数に自動切替することで、安定した通信を実現 2)静止衛星のカバーエリア外(極地圏)においても通信が可能」といった特長があり、航空機の位置通報、気象情報の伝達及び運航管理に係る業務通信に利用したいという航空会社等のニーズにも合致することから、その導入が望まれています。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/041026_1.html
11:51:38 -
jl1kra -
諮問した会の会長が関電の会長というのも皮肉ですが、やはり大洋上の業務通信は短波以上のものはないんですよ。衛星なら極地には届かないし、そもそも積む飛行機も少ないですしね。HFデータリンクを解読するパソコンソフトがでたら使うかって、そりゃ使いますよ。
コメント1件(追加)
2004-10-26
パナソニックコミュニケーションズ株式会社の短波帯PLC実験に免許
今晩は。さて、表題の通り実験に対して免許が交付
されています。
詳細は
総務省関東総合通信局の公式発表をどうぞ。
石崎 亮史朗
2004-10-22
ARRLの報告
三菱のPLC装置だそうです。
http://www.arrl.org/news/stories/2004/10/21/1/?nc=1
漏洩電磁波で大騒動
121.5MHzの信号の漏洩による障害例。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200410190018.html
EMIの規制で、30dBμV/m@10mの距離、とすると、
31μV/mですが、121.5MHz(波長2.47m)の半波長DPで
受けると、概略30μVで受かります。(但し10mの距離)
距離 受信信号
10m........30μV
100m........3μV
1000m.......0.3μV
10000m......0.03μV
VHFですから、外来雑音は低い。
NF=3dBの受信機だと、SSB帯域でノイズレベルは0.02μVだから、
0.03μVの信号は検知可能。(上空からですから見通し)
VHFのテレビアンテナがついていれば、かなりの高能率で
121.5MHzの漏洩電磁波が放射され注意が必要です。
PLCは大丈夫なのでしょうか?
【WPC EXPO 2004】電力線通信対応のモデムがずらり
日経バイト記事。
「対策前を示した青い線に比べて、対策後の赤い線ではノイズが低減できているのが分かる(三菱電機の実験データ)」というが、対策後の赤い線では、対策前に比べ日経ラジオ社の9MHz帯あたりの周波数で20dB以上漏洩電界強度が増えているように見える。同じ「日経」でも、バイトはラジオの心配はしないわけね。
あ、ひょっとして日経ラジオ社の9MHz帯の放送波が潜在電界強度として受かっているのか? 「対策前」は第2放送(9760kHz)停波中に測定したとか。
Internet Watch記事。
「屋内でPLCモデムを利用した場合には、建物の外では漏洩電波が確認できないことがわかっている」というが、電気工事士による工事が必要なブロッキングフィルタを入れたんじゃないの? ブロッキングフィルタ挿入を前提とした機器を、工事の手間を嫌ってブロッキングフィルタのない環境で使われると危険。
2004-10-15
富士通の短波帯PLC実験に免許
今晩は。さて、富士通が新たな実験を開始する予定です。
詳細は
総務省関東総合通信局の公式発表をどうぞ。
21:14:29 -
ISHIZAKI -
あれ?富士通はPLC関連技術を全て本多エレクトロンさんに譲渡したのではなかったでしょうか?
本日の日刊工業新聞9面にも同記事掲載されています。
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FCC、アクセス系BPL導入のための規則改正を議決
ITU-R WP1A、検討周波数を長波から80MHzまでに拡大
ITU-Rにおいて周波数管理技術を所掌し、PLCを含む有線通信と無線通信との両立性の検討を担当しているWorking Party 1A(WP1A)が11日からジュネーブで開催されていたが、検討周波数を長波から80MHzまでに拡大することを明確化し、15日閉幕する。
ITU-Rにおいては、これまで各業務を所掌するWPにおいて業務ごとの両立性について検討が行われてきており、たとえば9月に開催されたWP8A(陸上移動業務及びアマチュア業務を所掌)においては両業務について検討の上、IARUのKen Pulfer氏(VE3PU)を代表としてWP1Aに派遣していたところ。
これまでも検討対象周波数が短波帯に限定されていたわけではなく、一部のWP、たとえば地上放送を所掌するWP6Eにおいては、検討対象としてUHFテレビまでを含む作業文書が作成されていたが、無線通信業務全般との両立性を検討した今回のWP1Aでは、対象周波数を長波から80MHzまでとし、各業務所掌WPにおけるこれまでの検討結果を整理した作業文書を起草した。
これを受け、各業務を所掌するWPでは、1年後の次回WP1Aに向け、我が国でいえばラジオマイク、ラジコン、50MHz帯アマチュア業務、防災行政無線、航空無線標識、FM放送等で使われている周波数帯まで範囲を拡大の上、さらなる検討を行うこととなる見通し。
00:41:53 -
jr9mfk -
WP1A会合の前,9月末の某ITU-R会合に出ていました。某ITU幹部はPLC(PLT,BPL)について,「あぁ,干渉が起きるよね」と明言していました。WP1Aでは,まず1年をかけて「レポート」を作成し,その後勧告策定を行う予定だそうです。
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2004-10-14
韓国ゼルライン、中国にPLC機器を輸出
韓国の業界紙
電子新聞14日付け記事(リンク先は韓国語)によると、
ゼルライン社は13日、中国に10Mbps級PLC機器6000回線分を輸出したことを明らかにした。また、中国で実施した中圧電力線利用の農村地域電話の試験サービスも成功裡に終え、今後の輸出拡大が期待されるという。
ちなみに、ゼルラインの子会社ゼルライン・ジャパンは、
茨木市で実験用高速電力線搬送通信設備の許可を受けているところ。
マナサス市視察のFCC委員長に対しARRLが忌避申立て
マナサスジャーナル13日付け記事によると、FCCパウエル委員長とFERC(連邦エネルギー規制委員会)ウッド委員長は12日、BPLを導入しているマナサス市を視察。ARRLはこれに対し、規則決定の7日前以内に利害関係のあるマナサス市を訪問するのはFCC委員会規則に違反するとして、首席監察官に対しパウエル委員長を14日の委員会に参加させないよう申し立てた。
FCCフィスク広報官はこれについて、BPLに特化した対話を行ったものではないので、規則違反ではないと説明しているという。
なお、同記事ではFEMA(連邦緊急事態管理庁)がステートメントが発表したなどの動向にも触れているが、ARRLサイトなどで既報の件と思われるため紹介省略。
2004-10-10
NTIA's BPL Position a Moving Target; Agency Edges Closer to FCC's Stance
米国ARRLのサイトに出ている情報で,米国商務省配下のNTIAのスタンスがFCC寄りになっているとの話です。
電波天文サイトの近傍はexclusion zoneにするとの記述が見られますが,他の無線業務についてどうするかは書かれていません。測定法についても,かつてNTIAが言っていた方法を撤回するようなことも書かれています。
2004-10-08
FCC、10月14日にBPL導入のための規則改正を審議
FCCはBPL導入に向けた規則Part 15の改正を含む10月14日の委員会の議題を発表しました。
議題(pdf)、
インターネット中継(10月14日9:30?;ワシントン時間)
2004-10-07
Does the use of PLC raise any electromagnetic interference problems?
欧州OPERAプロジェクトの
FAQは、この質問に対し「PLCによるものとと証明された有害な混信は未だない」と答えています。
無線通信どうしでも、「有害な混信」(harmful interference)か否かはしばしば問題になるところですが、ここまで断言されると開き直りではないかと感じられます。
01:16:49 -
jr9mfk -
未だ我々のところに報告はない,ということなのでは?まぁ,どこの国でも言い方によって印象がずいぶん変わるので,裏読みをしないといけませんね。
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2004-10-05
移行しました
2004年10月5日付けでgeocities から移行しました。
元々の内容は、左にあるリンクの「旧サイト」あるいは「旧掲示板ログ」から見ることが出来ます。
10月3日の日記でも言及している通り、「記事へのコメント」は誰でも付けられますが、記事そのものを書くためにはユーザ権限が必要となります。
メールを頂ければユーザアカウントと仮パスワードをお渡し致しますので、お手数ですが希望者の方は鹿山までご一報をお願いします。
kayama@sannet.ne.jp
00:25:01 -
kayama -
このように、コメントはログイン等を行わなくても付けることが出来ます。
このコメント機能で掲示板を代替出来ると考えておりますが、必要であれば別途掲示板を設置致します。
コメント1件(追加)
2004-10-04
USA TODAY報道
USA TODAY9月29日付け報道によると、米FCCは沿岸警備隊と大洋横断飛行用周波数をBPLで使わせない方針だが、アマチュアはこの限りでなく、反対意見が出ているという。
また、翌月(つまり10月)に5人のFCC委員による投票に付される可能性に触れている。
FCCの委員会は10月14日に開かれるが、議題はまだ発表されていない。
2004-10-03
本多エレクトロン
HONDA ELECTRON:ニュースリリース
環境が異なるため「1/50に低減」という発表を鵜呑みにするのは危険ですが、ニュース内容をノイズ低減に絞っている点、取得サンプル数が少ないことを断っている点など、割と真面目なニュースと思います。
・感度を上げ、送信電力を下げた
・屋内に限定した
・専用コモンモードチョークを
の3点が肝だとか。……って、屋内限定やの?
Blogでどう変わるのか?
現状では掲示板で「ニュースの投稿」と「コメント付け」が成されていました。
これからは、二つを「記事」と「コメント」に分割します。
「記事」を書けるのはログインできるユーザだけですが、「コメント」は誰でも書くことが出来ます
2004-10-02
「We're against HF PLC!」から「HF PLC Watching Site」へ。
HF PLCとは、短波(HF)を電灯線(柱上トランスからコンセントまでの100/200V配線)に流してインターネットの通信に用いる技術を指します(PLC = Power Line Communication、電力線搬送通信)。
現状の 450kHz 以下を用いた PLC より高い通信速度を得られるため、PLC 利用域を短波帯に広げる規制緩和案が提出されました。その一方で、電灯線自身が高周波を流すのに向いていないことから、多くの短波ユーザから電波の漏れ、つまり通信への妨害を懸念する声が上がりました(リンク参照)。
検討にあたる総務省および電波産業会は共に「既存の無線通信に妨害を与えないことがあくまでも前提」という認識から 2002年4月30日より
研究会を開き、その結果 2002年8月9日 に総務省から
・現時点での規制緩和(PLCの短波利用)は困難
・研究開発目的の設備の許可制度を整備する
という骨子の
報告が提出されました。
この報告および 2004年1月21日に出された
実験用設備の設置許可に掛かる方針に基づき、現在 短波 PLC に携わる各社は漏洩電界の低減に向けて開発と実証実験を行っています。そして私達も現状を踏まえ、時系列情報の整理に適したBlogシステムへの移行と共に、内容も動向注視(watch)へシフトさせることにしました。
まあ、所謂業界紙ですから、致し方ない
のでしょうね。