ペンシルベニア州のPPL(
2005-10-14既報)に続き、米アイダホ州の電力会社
Idaho Powerの持株会社IdaCorpも1月25日、子会社IdaCommのBPLからの撤退を発表しました(
ニュースリリース、
The Idaho Statesman記事、
TelecomWeb記事、
ARRL記事)。CEOの退任のほか、BPLにユーザーの支持が得らる見込みが立たないので経営資源を音声通信と光ファイバーに集中させること、これにより第4四半期に1000万ドルすなわち1株あたり24セントの損失が出るものの、別の要因により13セントは相殺されることも付け加えています。
日本の電力会社の中にも子会社にPLCの検討をさせているところがありますが、いまは帳簿に計上していない「含み損」を損失計上するのを嫌って「悪あがき」しているのかもしれません。