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2006-02-15

日経ネットワークの解説記事

同紙にPLCの解説記事がありましたのでご紹介します。

”送信信号の出力を数mWにしなければならない一方で,一戸建て住宅をカバーする100メートル程度の伝送距離と,AV機器に高精細な動画を送る100Mビット/秒程度の伝送速度が必要になる。”

テーブルタップを使って接続すると非常に大きな減衰が起きますから,100mの伝送はどうなんでしょうか?米国でM社が公開しているPLC機器の仕様書では,ftp転送で42Mbps max.ということですから,100Mは無理ですね。

”ただ,各社が工夫を加えているため,異なるメーカーの製品間では共存ができないことも起こりえる。当面は同一メーカーの製品をそろえて利用することになりそうだ。”

互換性がない製品が,何も問題を知らない消費者に受け入れられるのでしょうか?

posted at 19:01:18 on 2006-02-15 by ohishi -

コメント

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 日経グループさんは、基本的にPLCをどう思っているのか?

・ラジオは反対(これは間違いないと思う)
・ネットワークは中立???
・コミュニケーションは推進??報道記事で金儲け???(推進派から金を貰っているのかどうかは私の知るところではない。ただし、少なくとも情報は貰っている。そして、PLCセミナーをご主催なさるところを見ると、推進派に見える。ただし、割り切って(推進派を手玉にとって)金儲けをしているならば大したものとも思う)

 不思議に思いました。

 他人様から見ると、社内整理くらいキチンとしろ...と、思います。
 で、ないと、バカにされて相手にされなくなるぞ(私は日経がどうなろうと知ったこっちゃありませんが)と、思います。ただ、会社のスタンスがデタラメなのには失笑しました。日経×××の記事や報道を鵜呑みにしてはいけないと(個人的には)思いました。厳密には他社とはいえ、グループ会社内の整理すら出来ない会社の情報が信用できるかどうか??皆さんどう思いますか??

 今後の、(特に)日経コミュニケーションの記事には興味を持ちます。社内整理位キチンとしろ、日経ラジオと整合を取ったらいかがって....社内ですら整理できないセミナーって何でしょうね???

 ただ、そもそもの業務を遂行するために真面目かつ必死にやっているのはラジオと思います。他は何だか、信念は感じられませんね(少なくとも私には)。まあ、皆様ご意見いろいろあるでしょうが....
2006-02-15 23:51:50

jr9mfk さんによるコメント

「各社が工夫を加えている」って、無線通信業務への妨害低減のために工夫してる会社がどれだけあるのやら。ほとんどの会社は単に出力を下げるだけという「工夫」に値しない措置しかとっていないし、多少は工夫の跡がみられる松下ですら、第8回研究会でラジオ受信への影響には配慮していないことを露呈しました。

日経ラジオ社も、日本経済新聞社が大株主であるだけでなく、同社や日経BP社からの広告出稿も相当ありますので、自社としては反対でもグループ他社への発言がしにくい事情があるものと推察します。
2006-02-16 00:14:18

けい さんによるコメント

あまり人様の会社のことを「ああだこうだ」「社内整理しろ」みたいなことを書くのは、感情的で書いている内容の評価すら下げてしまいそうですね。
前からこのサイトを見ていましたが、最近は他人のことを指摘して、「こんな会社」とかそういう記述が増えてきている気がします。

正しい事を正しく記載して、色々な人に伝えたいという素晴らしい発信源であるために、ちょっと気になったので・・・。
どちらにしても、他人・他社などのことを「色々と言う」と、結果的に自分の評価を下げかねないのではないでしょうか。
2006-02-16 14:34:49

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 マスコミと言う特権を利用して「色々と言う」会社の姿勢に関して「色々と言う」のは当然かと思います。なかなか機会はないですから。

 少なくとも、ラジオとコミュニケーションに関しては、マスコミとしての一貫性のなさは、面白いですね。

 と、いうよりは、爆笑ですね。研究会で必死になって無線を防護し、本来業務を守ろうとしている日経ラジオを間接的に攻撃???と、いうか、推進派擁護する仲間の会社の日経コミュニケーション...どうなっているのやら...「けいさん」様はどう思っているか私の知るところにはありませんが、「私は」とても不思議に思いました。普通は仲間を擁護するのが筋と思います。

 ここまで、極端な場合は、「色々と言う」価値はあろうと思います。(言う必要なないと言うのが「けいさん」様のご意見でしょうが...)

 まあ、皆様ご意見いろいろあるでしょうが....
2006-02-16 15:34:03

ohishi さんによるコメント

マスコミと言っても常に客観的な情報を配信しているとは限りません。それは私たちが日々経験していることです。バイアスをかけた報道もたくさんみられます。むしろマスコミのそのような体質を理解した上で,単一の報道を鵜呑みにせず,多角的な情報に基づいて自ら判断することが重要です。
健全な批判はどんどんやってもいいのではないですか?
2006-02-17 00:57:50

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 コミュニケーションの行動の不思議さを、もう少し、わかりやすく説明しましょう。

現状
・ラジオは本来業務を守るために、必死に自分の無線業務を防護してくれるよう、正規のルートで情報発信、主張している。非常に正常な姿と思います。
・コミュニケーションは、推進派よりの記事を書くことで、結果的に仲間の会社(ラジオ)が立ち行かなくなるようにしている。極端な言い方ですが、同士討ち状態にある。
・ここで気をつけないといけないのは、ラジオは誰も攻撃していない。自分を守る、守ってくれって事を言っているだけです。
・しかし、コミュニケーションは、ラジオを攻撃している。現状の技術における、推進派擁護自体が、ラジオへの攻撃と同じと思います。
・同士討ちではなく、一方的な仲間いじめとしか言いようがない。ラジオは何も攻撃していない。
・さらには、(コミュニケーションの仲間であるはずの)ラジオを、攻撃する推進派の決起集会(講演会)までコミュニケーション主催で開こうとしている。

 ここで、「PLC解禁によって」ラジオが立ち行かなくなったらどうなるか??

・職員の処遇
  一定の収益を上げている事業を行なっている職員が全て、収益を上げなくなり、日経グループへの負荷となる。つまり、日経グループの社員の給料を下げて、ラジオが収益が上がらなくなった分をカバーすることになる。

・職員の強制解雇  
  余剰人員解雇と言うことで、ラジオの職員の解雇が始まる。PLCを解禁したのは、コミュニケーションではないかもしれないが、これまでこれだけコミュニケーションが、世論を誘導していた経緯を見る限り、ラジオの組合と社員個々人を納得させるのは不可能であろう。私がラジオの社員ならば、まず、コミュニケーションの社員の解雇を要求します。そして、そこで空いた職場への転属を要求します。いずれにしても、生活がかかっているだけに、むちゃくちゃな混乱が日経グループには発生するでしょう。それだけでも相当なロスでしょう。そして、それを株主、そして、社会に説明しなければならない。

・聴取者への説明と対応 
  数百万台の短波聴取者への説明と、短波に変わる情報伝達手法を用意しなければならない。(こんなことできるのかなあ)代替手段は難しいし、仮にあったとしても、費用だけでもすごいと思う。それを、同義的には負担しなければならない。(知らない....といって、嫌われる方法しかないんじゃないのかなあ)

・社内における不信感情の存在と会社への忠誠心低下による長期的な経営悪化
  これが一番大きいと思います。今でもラジオの社員の内部には、なぜコミュニケーションがここまで仲間いじめをするのか???と言う、根本的な疑問が渦巻いていると思います。そういった風土の会社に忠誠心がもてますか??結果的に日経グループの弱体化が進行する。

 私は日経という会社をよく知りませんが、素人がちょっと考えただけで、これだけのことを思いつきます。

 その辺をコミュニケーションが理解しているのかなあ??と、思います。爆笑と言うか失笑ですね。
2006-02-17 07:52:45

ohishi さんによるコメント

PLC研究会で推進派は「新しい技術の導入に,即座に反対するのは許されない」との意見を文書で表明した。その技術が大きな問題を発生させうるとしても,です。その意見表明の場に,日経コミュニケーションの記者はいた。
「規制緩和」はどんなに害をもたらすものであっても「良いこと」だというのが日経新聞のスタンス。日経Cも同じということです。
日経ラジオ社(旧会社名は日本短波放送であり,元来日経とは無関係)にとってはとんでもなく迷惑グループ入りだったわけです。
2006-02-17 09:04:11

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 ラジオ社は、そもそもは違った会社ではあった。経緯は私はよく知りませんが、日経グループとして、面倒をみることになった。その象徴として、「日経」ラジオ社と名乗っている。
 グループ、そして、会社としての方針が、それで決まりながら、ラジオ社とコミュニケーション社が正反対の行動をしている。ラジオの言うことはわかる。本来業務を正常に遂行させてください....コミュニケーションは冷静に検討することなく、仲間いじめとしか思えないようなことをやっている。
 他人様から見たら、失笑するしかないですね。世間から自分たちがどんな目で見られているか、考えた方がよろしいかと..特に、コミュニケーションさんは、ごゆっくり、ご検討した方がよろしいかと..特に、ラジオ社が立ち行かなくなった場合のグループ全体の展開について.....爆笑
2006-02-17 09:58:00

ohishi さんによるコメント

まぁ,PLCの実効性能を考えたら普及は難しいでしょう。ADSLもFTTHもない場所でもインターネットができるようになると思いこんでいる人がほとんどだし,屋内でも性能が出ずに,「期待はずれ」というレッテルが貼られるのが落ち。
外国での失敗続きをみていれば,PLCの未来は容易に予想できますよ。その時に,マスコミは別の技術を煽っているでしょう。いかにも自分たちは常に正しいという顔をしてね。
2006-02-17 12:41:28

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

・仲間をいじめる側は、(その人間のレベルにもよりますが)それほど心が傷つきませんから、まあ、(人によっては)楽しいでしょう。

・いじめられた側の心は大きく傷つきます。そして、一生忘れることは無いでしょう。

・まして、本来ならば一致結束して、社業を発展させるため、通常はグループ会社を作って、仲間を増やして、一枚岩で「コトに当たる」のが常識かと思います。

・ところが、そのお仲間のはずの会社が、自分の会社が立ち行かなくなる講演会を開催しようとしている。つまり、「コトを起こしている」。これまでの報道にしても、何でここまで、人を鞭打つことをするのか??基本的な疑問ですね。特に、ラジオ側は恨み骨髄と推察します。逆にコミュニケーション側は、これまでの態度を見る限り何も感じていないでしょう。

・日経さんの基本的スタンスに興味を覚えます。つまり、「社内整理」が出来ていない状態で報道している。さらには、身内に恨みを持つ仲間を増やす行動自体、世間一般の常識では考えられないですね。身内にそういった人たちを増やすこと自体、経営リスクがどれだけ増大することか。そんなこともわからないのかと思います。(呆れて表現が見つからない)それだったら、そもそもグループ会社にラジオを迎えなければいいのに....あるいは、あらかじめ、ラジオを切ってからそういった報道をすればいい。
(私は他人ですから)失笑するしかないです。
2006-02-17 16:48:54

jr9mfk さんによるコメント

PLCとは何の関係もありませんが、日本短波放送は昭和29年設立時から日経傘下です。社名変更時に日経グループ入りしたわけではありません。

ま、親会社の日本経済新聞社自身、3?4年前に部長が社長の不正を内部告発したりして社内統治ができていないことを見せ付けましたから、子会社間の兄弟喧嘩くらい当たり前だと考えているのでは?
2006-02-18 00:21:46

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

>日本短波放送は昭和29年設立時から日経傘>下です。社名変更時に日経グループ入りし>たわけではありません。

情報ありがとうございます。そして、失礼しました。グループ入りにかかわる部分は誤解がありました。訂正します。

>子会社間の兄弟喧嘩

喧嘩というより、一方的「いじめ」と言う方がふさわしいかと...
2006-02-18 07:32:15

自己中毒 さんによるコメント

日経Cは、「PLCを使う家では、電灯線からの漏れ電波の混信で、ラジオ日経の放送が聞こえなくなる」とハッキリ書かないのだろうか?
2006-02-22 16:23:14
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