日経コミュニケーション前田デスク執筆の記事,題して
「【デスク前田潤が吠える!】紆余曲折の高速電力線通信規格,ついに終結か!?」(5月31日付)。
だいぶ以前に同デスクは「
反対派に難問?」といった見出しの記事を書いていましたが,今回の記事では推進派に難問?といったところでしょうか。ちょっとご紹介。
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理論的には10dBの引き下げは,S/N比が一けた悪くなり,結果として速度も一けた悪化する。素人目には,これをカバーするのは容易でないように思える。事実,小委員会の場でもそうした声が出た。
<中略>
はたして各社は今後,20dBμAの壁をクリアできるのか。規制値が決定しても,Y記者の取材は終わりそうにない。
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これまで一所懸命PLCを支援してきた日経コミュニケーションがこの調子では,記事のタイトルから「規格」をはずすほうが適切なような気もしますね。