米国無線中継連盟(ARRL)の4月8日付けニュースによれば、「米国内のBPLサービスのうち最も成功した例」とされていたバージニア州マナサス市が運営するBPLサービスが6月いっぱいで終了するとのこと。その大きな理由は赤字。2010会計年度の赤字額が約16万6000ドル(円換算で1557万円)にも達するということで、市の財政を圧迫するために廃止を決定した模様。
皮肉なことに、マナサス市が考えているAdvanced Metering Infrastructure (AMI -- 電気、ガス、水道、などの使用状況を通信手段で把握するもの)の通信手段からBPLは除外されているそうです。